「緑内障」と聞いても、ピンとこない方がほとんどでしょう。 「あおぞこひ」とも言います。 そこひ=目底 x 翳・〈内障眼〉 [名] 白内障・緑内障など、眼球の内部の病気です。 「青そこひ」とは、昔、「急性緑内障発作状態が継続して失明」 した状態では、「目が緑青」に見えますので、このように呼んだのでしょうか? ちなみに「白内障=白そこひ」、「視神経傷害等による失明=くろそこひ」 と呼んできたようです。 緑内障の実態は、 「眼球内を貫流していた液体(=房水)が、うまく眼球外へ排出されにくくなった状態」 です。茶目の外縁に相当する場所を 「隅角」 と呼びますが、この隅角の 「房水の流出口にあたる網目状の部分が目づまりした状態」 が緑内障の前段階です。ちょうど 「道路の側溝上の鋳造簀の子の機能不全」 と考えてください。 結果的に、眼球内の房水圧が高まりますと、眼球内へ送り込まれている神経の栄養が減少しますので、視神経はやせ細って萎縮してきます。視神経の末端には 「光をかんじるセンサ−=視細胞」 がありますので、これが 「つぶれた状態」 になります。つまり、対応する視野に異常がでます。 (=視野異常) 「簀の子」が経年老朽化で、目詰まりを起こしたものを、 「閉塞隅角緑内障」 、元来の「簀の子が元来目詰まり」していた状態を、 「開放隅角緑内障」 と呼びます。それまで至る状態で眼圧が高いが、視神経が痛んでいない状態を 「高眼圧症」 といいます。 それまでに至る状態や原因で区別して、さらに詳しい病名がついていますが、基本的な治療方針は、一旦、損傷された視神経は、快復しませんので、 損傷される前に見つけだして、損傷されないように保護する しか、他に方法はありません。また、近年、 『正常眼圧緑内障』 などという、論理矛盾?した病名をもつ緑内障が提案されており、 60才以降では、3〜4%の発生率 が報告されており、国民的関心を大いに呼んでいます。 → では、こんな変な病気と関わり合いなく暮らすためには、 定期的眼科受診で視野検査を受ける より他に方法はないことになります。 ついでに、「散瞳検査?」 と 「隅角検査」 も受けましょう。 |